当社に企業理念は存在しません
高尚な企業理念など対応力の足かせになりかねないと考えるからです。ただ行動原理は存在します。当社の行動原理は次のとおりです。
『変化に応じて自らが変わること』
当社が今日にあるのは、江戸時代も末期に創業者たる神崎與一が風呂を造り始めたからです。この與一、風呂を造る前は木船を造ることをなりわいとしていました。その與一が風呂を造ろうと思い立った動機はわかりません。今日につたわっていないからです。
その風呂造りからはじまった事業は、お風呂の水を湯に沸かすガス器具を扱うようになり、水を扱うため水道設備を扱うようになり、電気の普及とともに電気工事に携わるようになり、お風呂場を高齢者に対応させる必要から、介護や福祉の事業にと活動のフィールドを広げてきました。
風呂を軸にした頑固さを持ってはいますが、社会の変化に柔軟に対応しているのが当社で最も誇るべきことだと思っています。
代表者挨拶
こころを豊かにするリフォーム店
わたしたちがご提供するのはこころを豊かにする住環境
住まいのリフォームというなりわいは端的に言えば、古いモノを撤去して新しいモノを設置する仕事です。お風呂やお台所がが新しくなり、くたびれた光景が輝くようになれば大抵の方は明るい表情に変わります。喜んでらっしゃる様子を見れば、わたしたちにもやりがいが涌いてくるのです。 最も相応しいプランの作成や機器の選定、ベストな工事を心がけて日々精進した努力が実りをつけた瞬間といえるでしょう。
私たちの工事がおわり、お客さまに現場を引き渡したとして、それがわたしたちの何すべき仕事のすべてだったのかと思えば、どうも何か忘れてそうです。 浴槽や流し台の設置では、仕事に何かが欠けていそうな気がするのです。 初めて会ってご希望をうかがい、お客様の生活様式、用途に合わせ、お客様にとって最も適した住環境を構築できるようにと提案を行います。 なにかとご不便を感じてらっしゃる部位が最新の設備や設計思想にかわると使い心地が一新します。それがひとのこころに安らぎや楽しさ、また活力をもたらすことができたとき、わたしたちの仕事が真に役立ったと言えるのだと思うのです。
リフォームを通じて、ひとのこころが豊かになること、それこそがわたしたちの果たすべき役割だろうと考えています。
求める人材
社長である僕は、どういうひとと働きたいか
「御社が求める人物像は何ですか?」
人材サービス会社さんと話をすれば、そこで必ずと言っていいほど尋ねられます。
どういうひとを望むのか、答えを端的に言えば「仕事ができるひと」に決まってしまいます。
そう言えば身も蓋も無いのですが、企業が求める人材を考え詰めたらここに行き着くことでしょう。
では、「仕事ができるひと」とはどういうひとの事を言うのか。
当社ではどういうひとが「仕事ができるひと」になるのか考えてみました。
僕は、単純に「売上を上げることができるひと」だけが「仕事ができるひと」ではないと考えています。
当社で働くひとには、明るいひとも静かなひとも、勇敢なひとも臆病なひともいますが、みんな思うようにならない場面に対応しながら仕事をしているのは同じです。
困難に大小はありますけど。
「これでいいのか」「いま提供しているサービスでいいのか」「もっとよい方法があるのではないか」
実はこういう問題意識を持つのはとても大事です。
疑いを持たずにただの繰り返しばかりでは、いまの時代、競争に置いていかれてしまいます。他社が改善を重ねている間に同じことばかりしていては、競争力は相対的に弱まりますから。
そうです。職場を維持していくにまず最初に重要なのは「同じことばかりでいけない」と考えることなのです。
だから『同じことの繰り返しに疑問をもつ』ひと。そういうひとと、一緒に働きたいと考えます。
疑問をもったあと、どうすれば良いのか、どう工夫するのかを考えるでしょう。
自分の考えばかりにとらわれていると、袋小路に陥ることだってあるわけです。
こういう袋小路にはいったときは、ひとの意見を聞くことが役立ちます。
他人はたいてい自分とは違う意見を持っていますが、なぜ意見が違うのかを考えると、自分の誤りや別の手段に気づいたりしますから。
そういう「他者の意見を聞く」姿勢でいられるひとは、仕事をすすめることができるひと、つまり「仕事ができるひと」と言えるでしょう。
ここでまとめると、当社が求める人物像は次のとおりですね。
『同じことの繰り返しに疑問をもつ』、『他者の意見に耳を傾ける』
そういうひとと一緒に働きたいと考えています。